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2005/03/05

オロナインの思い出

 中学生のときのこと。図工の時間に木でハガキ立てを
作る、というのがあった。
 ある土曜日の放課後、先生に図工室の電動糸ノコを自由に
使っても良いという許可をもらって、遅れ気味だった友達と
一緒に居残りで作業を進めた。先生は用事があるからと、
その場には生徒数人だけ残して帰ってしまっていた。んで、
まあ、そういうときに限ってこーゆーことがある、という
見本のような事故。
 私は糸ノコで親指を切った。
 けっこうザックリいった。
その瞬間、頭のてっぺんから血の気が引いたような気がして、
その直後、親指から血がどぱどぱ出た。
 私はどーしていいのかわからなかった。パニック状態。
 友人は私より落ち着いていた。まあ、ヒトゴトであるし。
「保健室に行こう」
当然といえば当然の意見。
 私はだらだら血の出る右手をぐいっと天井にむかって差し上げ、
(心臓より上にしておいたほうが良い、という程度の知識はあった)
人気のない校舎を保健室に向かった。
保健室は鍵がかかっていた。
土曜の放課後、だしね。先生、帰っちゃってた。
 またパニックになりそうな私より、やっぱり友人は落ち着いてた。
「私、職員室行って、誰か先生よんでくるよ」
 まあ、校舎が全部閉められていないってことは、誰かしらいるって
ことだよね。ということで、待つことしばし。友人がつれてきたのは
結構トシのいった男の先生だった。先生は保健室の鍵を開けてくれた。
助かった、と、私は思った。
  長くなったので、明日に  続 く 

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