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2005/04/15

百合な思い出

 高校は共学だった。昔から女の子の集団ってなんか恐くて苦手だったので、親の反対にもメゲず共学校へ進学。制服はなく、(標準服としてセーラー服があったけど強制ではなかった。)自由な校風。私は部活や学校行事ばかりにうつつを抜かし、勉強はぜーんぜんな日々、そんな3年生の時の思い出。春、新学期、もちろん部にも新入生が入ってきた。その中に彼女がいた。くるんくるんの巻き毛を頭の左右にわけて結わえていて、おめめパッチリのいわゆるカワイイ子だった。部活で見るかぎり、性格もかわいらしく、子供っぽさはあるものの、まあ、下級生としては許せる範囲だった。そんなだったから上級生の男子から人気もあって、というか、もてていた。が。ある日そのコが言った。
「私、先輩が好きなんです。」
 先輩っつーのは私のことだ。なんでよ?なんで私よ?
 女子高に進学した友人からは、そういうようなこともないではない、というような話は聞いていた。しかしここは共学で、部活も文科系で男子部員もいた。しかも近隣の女子高からはうらやましがられるくらい男子生徒の質が高いということでも有名だった学校だったのに。
 「ねえ、先輩、キスしてください」
私は彼女を振払い、部室を飛び出した。
 今ならもう少しマシな対応が出来ただろうか。
その後、彼女の先輩であるということで、何人かの同学年の男子から、「あのこ、彼氏とか、好きな人とかいるのかなあ?」というような相談をうけたりもした。私は、「本人に聞いてみてよ。私はしらないよ。そんなこと」というしかなかった。

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